人生に寄り添うパートナーという価値
greeting
一着の衣服がお客様の人生に長く寄り添うパートナーとなるよう、日々革と向き合っています。単に製品をつくるのではなく、お客様の想いを形にし、時間を過ごす中で風合いを増していく、持ち主とともに成長するような価値ある一着をお届けしたい想いで制作に臨んでおります。丁寧な手仕事と対話を大切にし、ご満足いただけるものづくりを目指してまいりますのでぜひご相談ください。
代表メッセージ
message
野村 孝之
Takayuki Nomura
一生ものの一着と出会う。それは、単に服を手に入れることではなく、自分の一部となる相棒を見つけることだと私たちは考えています。
革という素材は実に不思議なものです。同じ時期に仕入れ、同じ工程で染め上げたとしても、一枚一枚が持つ風合いや表情は決して同じではありません。人間が一人ひとり異なる個性を持っているように、革にもまた、その一枚にしかない「持ち味」があります。私たちはその声に耳を傾け、革の良し悪しを厳格に見極めながら、一太刀ずつ魂を込めて裁断を行っています。
私たちの服作りにおいて、一切の妥協を許さないのが「仮縫い」の工程です。一着のジャケットを仕立てるために数日を要し、まずはシーチング生地で試作を繰り返します。お客様に心からご納得いただけるまで、何度でも、何枚でも作り直す。その対話の積み重ねがあって初めて、本製造への扉が開かれます。
また、完成したときには見えなくなる「裏側の仕事」こそが、私たちの誇りです。革の裏側に施す芯貼りの技術は、仕上がりの美しさと耐久性を大きく左右します。もし裏地を解いて中を覗けば、随所に施された細やかな補強に驚かれるかもしれません。
目に見える美しさはもちろん、目に見えない部分にこそ時間をかけ、手間を惜しまない。すべては、お客様に長く、深く愛していただける一着をお届けするために。私たちは今日も、お客様の想いに寄り添いながら、丁寧な手仕事を続けてまいります。